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運用

2007年07月06日
最近、資産運用について相談されることが多くなってきました。結論を申し上げると一般論としては、投資商品(株式、公社債、不動産(REIT)、現物資産、現金)を複数の国のものに対し分散することが正しいことになります。よく聞く話とは思いますが、これは数学上においても証明されていることなんです。

高いリターンは高いリスクをとることによって得られます。
(誰でも同じリスクならより高いリターンのものへ投資するので、高いリターンものは自ずとリターンが低くなってくる。よって、リスクの対価としてリターンがあり、その関係は正比例です。)
で、ある複数の高いリターンで、それぞれが高いリスクの投資対象に投資したとします。この場合、リターンは平均値となります。しかしながら、リスクは減少するのです。なぜなら、これらの投資商品の値上がり、値下がりがそれぞれ、関連性ない場合(これを非相関関係にあるといいます)、その複数の投資の合計額に対する投資値上り率と値下り率は減少し、結果としてリスクは減るのです。

分かり易く言うと、分散投資すると高いリターンだけは残って、リスクだけは減るのです。
良く分散投資された状態では、年率10%弱となりますが、利回りが驚くほどぶれない投資となるんです。

良く投資は怖いので現預金で資産をお持ちの方がいますが、現預金がリスクがないなんて考えるのは大間違えです。
仮に日本が高インフレになるとその現金で買えるものは大きく目減りし、実質的な価値は激減してしまうのです。

是非、運用を怖いものと思わず、勉強してみてください。
資本主義である以上、せめて自分が払っている資本家への支払額と同程度の資本利得を取ってもいいのでないでしょうか?

by 山沢
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